犬にとっていちごは、うれしい栄養素がいっぱい!

犬いちご食べさせもいい

私たち人間にとって、身近な果物のひとつである「いちご」は、あればついつい何個も食べてしまいます。

 

そんなとき、ふと愛犬にいちごを食べさせて良いのだろうかと思った飼い主さんや、今まで何個もあげてきたという飼い主さんに、いちごについて知っていて欲しいことがあります。

 

いちごは栄養豊富で、犬にとってもうれしい健康効果が沢山ありますが、食べさせすぎには要注意です。食べすぎてしまうと、中毒や結石など健康を害する可能性があります。

 

飼い主さんがいちごの健康効果や注意点を知って量を守って食べさせれば、愛犬の健康維持に一役買ってくれるうれしい果物です!

 

いちごの栄養素と犬に与える効能

いちごの栄養素|ビタミンCはレモンに匹敵するほど

いちごに含まれる栄養成分と健康効果
  • ビタミンC 

免疫機能強化、歯周病予防、皮膚粘膜強化

  • ポリフェノール(アントシアニン、エラグ酸)

視力改善、肝機能強化、老化防止

  • ミネラル(カリウム)

脱水予防、筋肉の痙攣予防、心臓病予防

  • 食物繊維(ペクチン)

便秘改善、動脈硬化予防、糖尿病予防

  • 葉酸(ビタミンB9)

心臓発作予防、貧血予防、口内炎予防

 

ビタミンCは皮膚や粘膜を丈夫にし、歯周病予防もしてくれる

いちごに含まれる栄養素で代表的なのが「ビタミンC」です。ビタミンCといえば、酸っぱいレモンの方が多いイメージがありませんか。実は、食べられる部分だけ比べると、レモンよりもいちごに含まれるビタミンCの方が多いのです。

 

いちごに多く含まれるビタミンCは、歯周病予防、免疫機能や、皮膚、血管、粘膜を強くする働きがあります。犬はビタミンCを体内で作ることができるため、食事で補う必要はないと言われてきました。

 

しかし、健康な犬でも体内で作られるビタミンCの量は決まっていることや、ストレスなどで不足することもあり最近ではビタミンCの補給も見直されています。

 

また、高齢になった犬や、癌など病気で投薬中の犬などは体内で作られるビタミンCだけでは不足してしまう場合がありますので、いちごでビタミンCを補給することは有効といえるでしょう。

 

ポリフェノールでアンチエイジング

いちごに含まれるポリフェノールの一種である‘アントシアニン’や‘エラグ酸’は、抗酸化作用があり、肝機能を強化して、視力低下を防ぐ働きもあり老化防止に効果が期待できます。

 

ミネラル(カリウム)で水分調節

いちごに含まれているミネラルの一種である‘カリウム’には、体内の塩分バランスを保つ働きや、老廃物の排泄を促す利尿作用があります。カリウムは不足すると、筋肉が痙攣したり足がつったり、脱水、心臓病の原因になることもあります。

 

特に暑い時期には、汗でビタミンやミネラルが流出し不足しがちになりますので、いちごで水分とミネラル、ビタミンを補給しましょう。

 

食物繊維も豊富で糖尿病、動脈硬化予防にもなる

いちごに含まれる食物繊維のひとつである‘ペクチン’には、腸内の善玉菌を増やして、腸の調子を整え、腸内の有害物質を体外に排出させる働きがあり、便秘解消に効果があります。

 

また、ペクチンはコレステロールの吸収を抑える働き(動脈硬化予防)や急激な血糖値の上昇を抑える働き(糖尿病予防)もあり、愛犬の健康維持にうれしい効果が沢山期待できます。

 

不足しがちな葉酸で貧血予防

レバーやホウレン草などに多く含まれる葉酸はビタミンB9やビタミンMともいわれる水溶性のビタミンです。犬の体内でも多少葉酸が作られていますが、食事からの補給も必要と言われています。

 

血液を作るときにも必要な成分で、貧血予防や心臓病予防にも効果があると言われています。ビタミンCと一緒にとることで相乗効果があるので、ビタミンCも葉酸も一緒に含むいちごは効率よく葉酸が摂取できる果物です。

 

 

犬にとっても「いちご」は、嬉しいこといっぱいのフルーツなんだワン!

 

おやつが「いちご」だったら、フリフリしちゃうワン!


 

犬にいちごを与える注意点とは?

いちごに含まれるキシリトールが危ない?

いちごに‘キシリトール’が含まれていることを知っていましたか?

 

私たち人間にとっては、虫歯予防に効果的でガムやタブレットでお馴染みのキシリトールですが、犬にとっては多量に摂取すると低血糖や肝機能に異常を起こす可能性がある危険な成分です。

 

いちご1、2個に含まれるキシリトールの量であれば、その心配はほとんどありません。

 

イチゴのキシリトールの含有量からみると、体重1kgのチワワが400g以上のイチゴを食べるとキシリトール中毒を起こす可能性のある摂取量になりますが、物理的にそれだけ食べるのは不可能と思いますから、数個を食べさせるのであれば大丈夫と言う事です。

 

キシリトール中毒

原因

人では影響を与えないはずのインスリン(血糖値を下げるホルモン)の分泌が、犬がキシリトールを摂取すると強烈に起こります。体内に十分な糖がないのに、インスリンが大量に分泌されると血中の糖分が下がり、低血糖を起こしてしまいます。

 

低血糖とはとても恐い状態で、重篤のまま無治療にしていると死んでしまうこともあります…。また、肝障害を起こすこともあります。食べた後に嘔吐が見られ、30〜60分に低血糖の症状を示します。

症状

  • 嘔吐
  • 虚脱
  • 痙攣

 

どれだけ食べると症状がでるのか??

1kgあたり、0.1g摂取するだけでも重篤な症状が起きる危険性があります。人用のガムの1粒あたりの含有量は、1.37〜0.2gと様々です。

 

例えば、ロッテのXYLITOLライムミントの場合、キシリトール含有量はガム1粒あたり0.643gです。5sのワンちゃんが1粒食べるだけでも大変危険なことが分かると思います!

 

個体差があるので、大量に食べても症状が出なかったり、少量食べただけでも重篤になってしまう子もいます。

 

引用元:山田動物病院

 

いちごに含まれるシュウ酸が危ないは本当?

いちごには‘シュウ酸’という成分が含まれています。

 

シュウ酸は、結石の原因になる為、犬にいちごは食べさせないほうが良いという獣医師もいるようですが、偏った食事の影響や、細菌感染による膀胱炎によるものなど原因が様々で、いちごを食べたから結石ができたというのは極端な考え方だと思われます。

 

シュウ酸結石になったことのある犬や、治療中の犬には、わざわざいちごを食べさせることは避けるべきですが、健康な犬に関しては心配せずに適量を与えれば良いでしょう。

 

犬にいちごはどのくらい与えてもいいの?摂取量は?

いちごの摂取量の目安は、

  • 小型犬1/2〜1個(10〜15g程度)
  • 中型犬1〜2個(20〜30g程度)

と言われています。

 

たった1,2個!?と思うかもしれませんが、おやつやご褒美にあげる程度にしましょう。

 

食べさせる時に注意してほしいのは、いちごのヘタ部分は消化に悪い為、必ず取り除き、丸のみにしようとする犬も多いので、のどに詰まらないように、食べやすい大きさに切ったり、つぶしてあげることです。

 

また加熱してしまうとビタミンCが減ってしまう為、生のまま食べさせた方が健康的です。

 

いちごのアレルギーもある?

人間と同じように犬も、いちごに限らず、様々な食品でアレルギーを起こす可能性があります。初めて、いちごを食べさせる時はごく少量を与えて、体調の変化をみてあげるようにしましょう。

 

下痢、嘔吐、皮膚炎などの症状がでたら食物アレルギーの可能性があるので注意が必要です。

 

まとめ

 

いちごは食べさせる「量」だけ気をつければ犬にとってとてもうれしい食べ物です。

 

サプリメント感覚でおやつとしてあげてもいいでしょう。

 

初めてのいちごをあげる時だけ、注意して様子をみるようにして下さいね。


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